マンション管理士の基礎情報

本ページでは、「マンション管理士とはどのような資格?」「マンション管理士になるには?」「マンション管理士の試験内容や合格率は?」といった疑問に答えるため、
マンション管理士の基本的な情報や資格試験の概要をご紹介します

基礎情報

マンション管理士の資格に関する基礎情報は以下の通りです。

資格名称マンション管理士
資格分類国家資格
根拠法マンションの管理の適正化の推進に関する法律
管理・認定団体国土交通省
試験実施機関(公財)マンション管理センター
開始年2001年
年間試験回数(実施月)1回(11月)
受験資格なし
合格者数/受験者数(2021年度)1,238人 / 12,520人
合格率(2021年度)9.9%
資格・試験情報リンク(公財)マンション管理センター「マンション管理士試験について」

試験の概要

マンション管理士の試験の概要は以下の通りです。

実施時期11月
受験資格なし
出題形式4肢択一(50問)
出題範囲①マンションの管理に関する法令及び実務に関すること
②管理組合の運営の円滑化に関すること
③マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること
④マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
合格基準一定の合格基準に達していること
※合格基準は、例年34-38点で推移
受験料9,400円

また、直近5回分の申込者数・受験者数・合格者数及び合格率は以下の通りです。

年度申込者数受験者数合格者数合格率
201715,102人13,037人1,168人9.0%
201814,227人12,389人975人7.9%
201913,961人12,021人991人8.2%
202014,486人12,198人1,045人8.6%
202114,562人12,520人1,238人9.9%
直近5年の
平均
14,468人12,433人1,083人8.7%
マンション管理士試験の直近5回分の申込者数・受験者数・合格者数及び合格率

主な仕事内容・活用できる職業/職種

マンション管理士とは、マンションの管理や管理組合の運営に関し、マンションの管理者や区分所有者の相談に応じ、助言、指導等の援助を行うことを業務とする専門家です。

マンション管理士の主な業務内容は以下の通りです。

  • マンションの管理規約および使用細則等の策定・改定
  • 大規模修繕計画の策定・見直し
  • 区分所有者間のトラブルへの対処
  • マンション管理に関する住民相談受付

マンション管理士資格の活用方法としては、マンション管理士(個人事業主・法人)としての活動や、マンション管理業や不動産業を営む会社への就職などが挙げられます。

マンション管理士の活動状況の詳細については、以下のリンクからご確認ください。
(公財)マンション管理センター「マンション管理士の業務についてのアンケート調査結果の概要」

参考

e-Gov法令検索「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」
国土交通省「マンション管理士になるには」

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